2004年12月〜2004年2月
--Cafe Diary log↓-- 
 


2004/12/13
←10月、K.ODAの旧友プロデューサーエンジニア、ビル・シュネー一家が来日、Cafeにも遊びに来てくれました。SAME MOONで小田ファン憧れのビル氏の突然の来店に、居合わせた人は感動! サインにも気軽に応じてくれて、みなさん大感激でした。

 2004年も残りわずか、CafeはNEW YEARカードの発送準備をしながら、来年のカレンダーの入荷を待つ日々となりました。今年は台風・地震と大きな災害が続き、小田ファンのみなさんの中にも今も大変な状況の方がいます。青学ライブの時に、新潟から上京した方がいて「こんな時にどうかと悩みましたが、せっかく縁があって取れたチケットなので、思い切って来ることにしました。」と話していました。「小田さんにいっぱいパワーをもらったので、今度は自分が被災地にボランティアに行って役に立ちたい。」とのこと。 これまでに神戸で震災にあったファンの方から、小田さんの歌にどれほど励まされたか・・といった話をCafeで聞く機会が何度もありました。一日も早く被災された方が小田さんの歌を聴く日が来ることを願うばかりです・・・ 

 青山学院の学祭前夜祭ライブは一般発売がなかったため、Cafeの目の前で行われてもファンで参加できる人は少ないだろうと思っていました。しかし予想以上に「子供が通っていて」とニッコリしながら来店した方が多く驚きでした。ここ数年受験シーズンになると「子供の受験待ちです。」とCafeで待機のお母様が何人か現れるようになり、「ここに受かるとCafeの買い物も頼めてうれしいんですが(笑)」と言っていましたが、みなさん合格していたのでしょうか! ?とにかくその合格は、今回Cafeに近い以上の幸せをもたらしてくれたわけで、本当に親孝行のお子さん達でしたね! 

 ライブ翌日は青学生で満員・・と言うことはまったくなく、親孝行のお子さん又は親戚を持ったみなさんがチラホラ立ち寄る程度でした。PRESSの“MINI ”FORUMでインタビューをお願いしていた、親子揃って青学の佐藤ファミリー(父・兄・弟)が来店。「ライブでCafeのこと言わなかったね、小田さん。あえて宣伝しないのかな。言えばワッと来ちゃって大混雑だなと思ったんだけど。意外とみんな知らないからね。ココ。」と佐藤さん。在校生の息子さんは「一人でしか来ない場所だから、友達には言わない。そこでコーヒー飲んで下野さんとお喋りして帰ります。ごった返すのもどうかと。でも宣伝した方がいいのかなあ。」と言ってました。宣伝して欲しいような欲しくないような、混雑して欲しいけどひっそりと存在して欲しい、そんなことをCafeに望む人は多いですね。宣伝はありませんでしたが、どこかでCafeのことを知って「小田さんの音楽を生で聴いた講堂のすぐ隣にこんな場所があるなんて ! 」と立ち寄ってくれる学生さんもいて、やっぱり私達はうれしかったです。ようこそFar East Cafeへ。見つけてくれてありがとう ・・の気分かな。

 来年もお隣りから世界各国からみなさんが遊びに来てくれるのを、スタッフ一同楽しみにしています。2005年、Cafeも15周年を迎えます。
幸せがいっぱい、ここから発信できますように・・・

 今年も応援ありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。


↑青学学園祭ライブ当日。入場を待つ人の列をCafeからも眺めることができました。
↑稲葉さん・栗尾さんと記念撮影。心配された周辺の混雑もなく、ホッとした顔の下野店長です。会場から徒歩2分、スタッフもバンドのメンバーもCafeに立ち寄り、楽屋分室状態。にぎやかで楽しい一日でした。



2004/8/24
←14th.ANNIVERSARY記念グラスは、7月30日を待たずに終了となりました。間に合わなかったみなさんゴメンナサイ。来年は15周年、一段と早まりそうです。

 7月からの猛暑で長い長い夏が続く東京から、残暑お見舞い申し上げます。
昨年は冷夏で一人で一個は食べきれなかった白くまを、とっても美味しく頂いています。下野店長は新製品の高級アイスもバクバク食べています。Cafeのカウンター裏はPCが置かれた事務スペースになっていますが、ココは冷房も届かず窓を開ければよそのビルの空調から熱風が吹き込むという厳しい環境です。冷凍庫がお友だちの日々はまだまだ続きそう!? Cafeも夏気分を盛り上げるグァバ&マンゴジュースが大人気。どこかでひと休みしてノドを潤す誘惑に負けないでCafeにたどり着き、注文していただき感謝です!!
 誘惑と言えば、表参道からCafeに向かう途中にあるケーキ屋さん、魅惑的なケーキがズラリとショーウィンドウに並びます。ここに引き込まれてしまったウチのお客さまもいるかもしれないと、いつも通り過ぎる時にひそかに思います。その青山的値段に関心するだけで食べる機会はありませんが、毎日甘い匂いだけごちそうになっています。と言うのは、このケーキ屋さんのビルとCafeの入っているビルが背中合わせになっていて、厨房の排気口がCafe事務スペースの窓と向かい合っているために、ケーキの匂いがこちらに漂ってきます。しかも、時間帯により作る種類が違うことまでわかります。おまけにウチのトイレの窓もこの排気口に近く、「Cafeのトイレっていつもとってもいい香りなんですけど、どんな芳香剤を使っているんですか?」と質問をいただいたこともあって。
 クリームと果物どっさりのゴージャスなそのケーキ、いつか食べてみようと思います。が、そんなことを言っている場合ではありません。そうです!! もうすぐ9月。小田さんのお誕生日月です!! CafeはCafeに似合った素朴でシンプルなケーキを作りますので、みなさんよろしくお願いしますねっ。
 今年のCafeは、夏休みの家族旅行の途中に立ち寄るファミリーが目立ちましたが、大きなイベントもなく静かな夏でした。みなさんはどんな夏の思い出ができましたか?


2004/7/16
←LIFE-SIZE10周年記念イベント開催!


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 カフェは6月25、26、27日の3日間、「LIFE-SIZE10周年記念イベント」を開催しました。ご存知、船田和也こと船越達也が3日間、皆さんとおしゃべりをしながら、LIFE-SIZE'94版から'03版までマラソンオンエアしたり、この日の為に編集した『船田が選ぶ御当地傑作選』と題したVTRや、昨年の早稲田公演での『御当地紀行』などをお見せするといったもの。船田の司会で、毎日ビンゴ大会も開催し、みごとビンゴになった方にはオフコース時代からのスタッフTシャツやジャンパーなど、お宝グッズの数々もプレゼントされ、大盛況の3日間でした。今回残念ながら参加出来なかった方も、次回イベント時には是非参加してくださいネ!『船田が選ぶ御当地傑作選』と早稲田公演での『御当地紀行』は「おもしろかった!」と大好評だったので、この2本は現在もカフェ店内でお見せ出来るようにしました。お気軽にリクエストしてください。

【下野成久】




2004/5/19
←PRESS企画・中高生の座談会終了後。男子学生がずらりと並ぶ〜貴重な光景です。

 5月なのに台風接近中、今年も爽やかを満喫できないこの季節ですが、みなさんいかがお過ごしですか? 新生活をスタートさせた方も、そろそろひと息つきたい頃でしょう。ちょうどいいタイミングです! LIFE-SIZE2003の発送が、もうあとちょっとで始まるハズ!! (・・・お待たせしていて、すみません。)たっぷりの映像に浸り、たまった疲れも吹きとばしてくださいね。忙しさにその予約さえ忘れていたアナタでもまだ大丈夫。詳しくはショップインフォメーションまで。
 春休みのCafeでは、久しぶりの中高生の座談会(VOL.164掲載予定)が開かれました。昨年の夏にこのダイアリーにも登場した女の子達と話してから半年。その2人も晴れて高校生となり、心配していた参加者も直前になって申し込みが続々。中3から高3までの計12名でドキドキのスタートでしたが、最後はメールアドレスを交換したりと盛り上がっていた模様。親がファンの人も多いしPCを操るから情報も豊富で、以前の中高生よりも<のんびり&クール>な印象でしたが、同世代のファンと交流したい気持ちはとても強かったようです。中高生を対象とした座談会はPRESS創刊以来5回目になりますが、90年代前半と今では時代も違うし、その世代の持つ雰囲気が変化しているのは当然かもしれません。とは言え「勉強しながら聴くかどうか」や、「影響されてギターを買った」など、いつまでも変わらない10代ならではの話題もいっぱいあり、青春の真ん中にいる彼らがとてもまぶしかったです。

 CafeでGW直前あたりから感じつつあった小さな変化。・・・ん? 何だろう? この新しい雰囲気は・・と、思いながら数日が経っていました。朝からハウンドドッグの 「たったひとつの愛のうた」のプロモーションビデオをかけていることが多く、Cafeのリズムも変化してたりして? と考えてみたり。そしてその答えは、すぐに来店者の方によって明らかになりました。彼女は小田和正とハウンドドッグ両方の会員だそうで、見せてくれたハウンドドッグの会報誌には、PVが小田監督のCafeで観られる!との内容がありました。「で、ドッグのファンが押し寄せてご迷惑かけてませんか?」の言葉に「いえ、とんでもありません! 大歓迎ですよ!」と答えながら、そうか、それでだったんだ!と、すっきり納得してしまいました。だから遠慮がちにリクエストして、終わったらサッと消えていたんですね。ハウンドドッグのファンのみなさん!遠慮は要りません。ぜひ、観に来てください。ゆっくりくつろいでお楽しみください。きっと小田監督も喜んでくれることでしょう。


←「自己ベスト」のジャケットの世界を、何と紙粘土で制作したファミリーがCafeに持参して見せてくれました。すごい力作!!



2004/3/23
←←
下野氏と13年後の記念撮影、arp濱田貴司さん。

 お花見までカウントダウンの関東地方。「まっ白」の発売直後には雪が舞うなど、これはイイ感じですね〜と居合わせたみなさんとCafeで喜んでしまいましたが、その後あっという間に、春でした。そしてまた昨日は冬に逆戻り。今年のサクラと入学式の関係はいったいどうなることか、気になるところです。
 入学式と言えば、今年の冬Cafeで何人かお会いしたのが、お子さんの入試に付き添い上京中のお母さん。隣の青山学院大学他、都内で受験中の我が子のために祈りつつ、小田さんの歌声でリラックスされている模様。「晴れて合格してくれれば、Cafeへのお使いを頼めるしホテル代わりに泊まれるし、楽しみで(笑)。」だそうですよ。「でも本当に落ち着かないこの時間を、ここで過ごせてありがたかったです。」と、お礼を言われることも多く、やはり母も内心ドキドキなんでしょうね。受験する本人にとっては、人生の大きな分岐点となる18の春。サクラ咲いても散っても、新しい一歩を勇気を持って歩き始めることを私達も願っています。
  
 話は2月に戻りますが、「まっ白」発売後のある日のこと。カウンターの下野店長に声をかける一人の男性がいました。「あのー僕のこと覚えていますか?」いろんな人にこう言われることが多い日常を過ごす下野店長は、いつものように「エーっと・・」あせりながら記憶の糸をたどり、「あっ!」「デビューするって言った・・」「そうそう!」何とかクリア。彼は学生時代からの小田ファンで、昨年CDデビューを前にCafeに立ち寄ったarpの濱田さんでした。今回「まっ白」と同じ2月25日にファーストアルバム「Everything©逑©辣autiful」をBMGファンハウスからをリリースしたそうで、その報告がてら遊びに来てくれたのです。
 そして彼は「実は僕・・」と、話し始めました。「18の時に高校を出て音楽をやろうと上京したんですよ。で、まずは聖地からと思い神宮前のCafeに行き、もうありったけの力を振り絞って、そこにいたお兄さんに言ったんです。『小田さんに憧れて音楽を志し上京してきたんです。』って。そしたら『ああ、そうなんですか・・』と言われて、話が終わっちゃったんですよね。」下野店長は首を傾け「それは・・誰だったのかなあ?」。隣にいた私はハッキリと言いました。「下野さん以外あり得ません!」濱田さんは気を遣ったのか「もう少し若いお兄ちゃんでしたよ。」と言いましたが、それは13年前のこと、下野も20代だったのです。傷心の彼は「自分のような人間はいっぱいいるんだろうな」と思い、その後二度と話しかけはしませんでしたが、気持ちがくじけそうになるとCafeに来ては、やっぱりがんばろうと思い、音楽を続けて今に至ったとのこと。
 最近になって、10代の頃Cafeに来ていたファンの方がいろんな分野で活躍している話を聞いたり、驚きの再会があったりと、Cafeも確実に時が流れたことを感じます。そして、こうしてまた訪ねて来てくれるのは、本当にうれしいことです。たとえ思い出せずに青くなってしまっても、ねっ!下野店長!(※ちなみに私はPRESSの企画でお会いした方が多く、思い出せる自信ちょっぴりアリ。A嬢は記憶力抜群で、特に元町店時代はバッチリです。)
 昔のことは「いい思い出」と笑いとばしてくれた濱田さん、13年の時を経て、下野店長と記念撮影をしました。きっと18だった頃の自分がCafeにいる姿を思い出し、感慨深かったのではないでしょうか・・。これからますますの活躍をお祈りします。ステキなアルバムでした。あれっ?下野さんたらCDにサインもらってる!
過去は振り返らず、未来ですか〜?!

 東京で新生活を始めるみなさん、恐れることなくぜひ、Cafeスタッフにも声をかけてくださいね。18の春(19でも20でも)ここに始まると、宣言しましょう。
その未来が楽しみです!!



2004/2/6
←← Cafe近くの青山通りから骨董通りに入る角、Cafeに向かう足も弾む・・・

 2004年初めてのダイアリー・・ちょっと遅くなりましたが、みなさん今年もFarEastCafeをよろしくお願いします! 昨年は全国ツアーもなくCD発売もなく、にもかかわらず、多くのみなさんがCafeを訪れ、HPもにぎわい、本当にありがとうございました。何かひとつでも来てくれた人がワクワクと持ち帰るものがあるように、幸せな時間を感じて過ごせるように、2004年もそこに存在していられるように、努力していきたいと思います。

 西日が入る冬の午後のCafeは、大きなテーブルに光があふれて、ガラスの向こうの寒さを忘れる心地よさ。プラズマの画面には小田さん、あたたかい飲み物、しあわせ度、高そうでしょう? 最近のリクエストナンバー1は、やっぱり「アジアツアー御当地紀行」。私達はカウンターの中にいるので、画面は見えないのですが、何度かかっても同じ場所でクスッと笑ってしまいます。それもスタッフ各々が違う点が、笑いのツボの豊富さを語っていますよネ! そして、もう一つお薦めなのがCafeで見る《クリスマスの約束》です。もちろんみなさんもVTRやDVDで録画し何度も見ているとは思いますが、プラズマの大きな画面で見るのはまた格別です。隣の見知らぬ人も涙ぐんでるし〜感激も新たに味わえることでしよう!!!
 
 あれは一月の中旬頃だったでしょうか。《クリスマスの約束》を見終わった一人の女の子が、まだウルウルな目をしてプレスを購入していました。「座談会」参加者を探していたため声をかけてみると「・・・わたしミスチルのファンなんです」。見逃してしまった《クリスマスの約束》をここで見られると聞いてCafeにやって来たそうです。「とっても感動してしまって。来てよかったあー。」と言って帰る後ろ姿を、こちらこそ来てくれてありがとう・・・の気持ちで見送りました。《クリスマスの約束》はゲストのファンのみなさんにとっても貴重な映像、小田和正をまったく知らなかったアナタでも大丈夫!!FarEastCafeはいつでもWelcome!!です。そして小田ファンもそんな展開をきっと喜んでくれるハズ。周囲にそんな方がいたら、ぜひ教えてあげましょう。

 2月に入りシングル予約もスタート。久しぶりのCD発売! に向けてCafeも盛り上がっています。今年はまとまった雪を見ていない東京ですが、『まっ白』になる日が用意されているのか、ちょっとワクワクします。節分を過ぎると毎年春を待ちわびていますが、今年はちよっと違う?

 
 NO.5