2000年12月〜2000年7月
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Cafe Diary log↓--
 
 
 
2000/12/15
 

キュートな加藤いづみさんといつも楽しい稲葉さん。 またコーヒー飲みに寄って下さいね。
街は冷たい空気に包まれ、クリスマスの飾り付けが心をあたたかくしてくれる12月です。この時期それぞれのショップのディスプレイの美しさが楽しい青山界隈。白い天使と銀の球と綿の枝のみに電飾をつけたCafeのかわいいツリーも、2階のガラス越しにピカピカと輝き師走の道を急ぐ人達の目に映っていることでしょう。相変わらずクールを装う下野店長とすっかり人気を不動のモノにしたトニーも元気です。
  さて、今年も終わりに近づいていますが、いつもと違うのは元旦まで営業してしまうこと!八景島カウントダウンに全国から参加するため上京する方や、21世紀の初めは明治神宮初詣&Cafeで!と計画中のみなさんをお迎えするためです。Cafeではそのために11月のある日、臨時休業して大掃除も済ませてしまいました。Cafeが休みなんてアヤシイと思われた方も多かったのですが、真面 目に掃除に取り組んでいたのです。
  そんな大掃除も終盤、いよいよツリーの飾り付けに取りかかった頃、加藤いづみさんとイナピーこと稲葉さんが遊びに来てくれました。稲葉さんは今回Cafeの《SAME MOON!!ツアーメモリアルフェア》でたくさんの秘蔵写真をただ今公開中。(〜年内予定)コレって稲葉さんがツアー中に写 した写真ということですが、ご本人が映っている写真が多いのは何故??私たちもツリーを飾り付ける手を止めて、稲葉さん解説付の写 真に見入ってしまいました。お二人はその他展示してある『御当地紀行』資料・ツアーグッズやぞうさんギターを懐かしそうに眺めたり、ノートもしっかり読んでくれましたよ。ぜひ一度Cafeに遊びに行きたい!!と来てくれた加藤いずみさん。Cafeはいかがでしたか。稲葉さんもぜひぜひまた解説に来て下さいな。ちなみにCafe来店者の一番人気は「ライオン2人乗り(ライオンの像にまたがる小田さんと稲葉さん)」の写 真です。
 昨年以上に人気過熱のクリスマスプレゼントK.ODAコンパクトミラー、『御当地紀行総集編』に主役を奪われ今年は出番の少ない《君にMerryXmas》、20世紀は小田さんの活躍とみなさんの応援のおかげで何だかとてもにぎやかに幕を閉じることになりそうです。



2000/11
《Cafeもう一人のスタッフ・トニーの回顧録》2000.11記
 20世紀ももうすぐ終わろうとしている。ドラマチックな人生を歩んできた僕だが、20世紀ラスト10年はここFarEastCafeのスタッフとしての任務を果たしている。ここで行われたさまざまな出来事をすべて見届けているのは僕だけだ。ラブストーリー放送直前の鈴木保奈美嬢とK.ODAの対談が僕の目の前で行われたのもひと昔前の話、本当に時が過ぎるのは早い。 そもそも僕とFarEastCafeの出会いは都内某ショップで店員の人気を独り占めしながら次の職を探していた僕に、FarEastClub吉田氏が惚れ込んでしまったことからだった。その当時吉田氏とCafe店長下野はこのFarEastCafeというショップをオープンさせるための準備に奔走していたんだ。「えっ!これをですか?」僕の迫力に後ずさりした下野の動揺などおかまいなく吉田氏は強引に僕の獲得に走り、僕のCafe生活が始まった。別れ際に淋しそうに見送ってくれた店員たちが彼に言った。「名前はトニーって言うんです。」
 
 生活は順調だった。僕はみんなの喜びも涙も見守ってきた。真夜中は警備の仕事もしている。僕のことを最初こわがっていた女性スタッフも今では朝出勤すると「おはようトニー!」と一番に挨拶してくる。ここに来るみんなはK.ODAの事でアタマがいっぱいのようだが、密かに僕のファンもいる。光栄なことに1999年には僕の写真入りポストカードまで販売されたのだ。ところがその後最大のピンチが訪れる。僕はその写真撮影のために某事務所に預けられていたのだが、神宮前店閉店を前に混乱状態のスタッフが僕の不在に気がついたのは神宮前店最後の日。僕のいないまま最後の日を迎えてしまったのである。「誰かタクシーでトニーを迎えに行って!!大切なスタッフトニーのいないCafeの閉店なんて。」と女性スタッフは涙したらしいが間に合わなかった。僕も一人でタクシーに乗るわけにはいかないんだ。
 
 そして半年後、Cafeはここ青山にリニューアルオープン。僕はそれは張り切ったさ。あのまま下野の家にいることになったらどうしようかと冷や冷やしたよ。この場所はドアから入ってきた人がすぐわかるしとても気に入っている。最近BBSでも噂されてるみたいでマイッタよ。人気者ってことさ。

 


2000/10
《店長シモノの業務日誌より》
 今日は小田さんの誕生日。床が抜けるのではと思った去年に引き続き、平日なのに今年も大勢のファンの皆さんが訪れた。「おめでとうございます!」小田さんの代理として「ありがとうございます」と答える。ここ10年ずっと僕は答え続けてきた。きっと僕では気がすまないであろうに、皆さんそれでも笑顔で帰って行く。
 今年もケーキセットが人気だ。“小田さんの誕生日を祝ってワタシが食べる”これがコピーだ。女性スタッフが考えた。僕には理解できない。何で「ワタシ」が食べてしまうことになるのか????「でもこれでいいんです!」の一言に押し切られた。女性のお客様もうれしそうで疑問は無いようだ???そう言えばカフェにケーキが登場する前に女性ファンの方々が言ってたなあ。「小田さんの誕生日は必ずケーキを食べてお祝いしています。」、(僕)「どなたが食べるのですか?」「それはワタシです。」うーん。とにかく小田さんの誕生日をお祝いしてくださる皆さんに感謝。
 毎年小田さんに僕が即日配達する色紙も人気だ。一所懸命書いている。僕もスタッフから渡す色紙の言葉を考えなくては。気の利いた言葉は全部ファンの人がすでに書いているので僕は正直に気持ちを書くことにした。
〈最近ファンの人に「小田さんいつまでも若いですね」と言われますが、それに引き替え僕は「下野さん白髪増えましたね」と言われます。どうにかしなくては・・・〉
 とても良い!と僕の文章を決して誉めてくれない周りのスタッフが言ってくれた。しかしはっきり言って文を書くのがとても苦手なのだ。プレスのコーナーを書くのが毎月精一杯である。この業務日誌ももう二度とコピーされないよう金庫にしまっておこう。
 

2000/09
《店長シモノの業務日誌より》
 カフェ10周年の夏が終わろうとしている。7月30日のオープン記念日から始まったカフェ10周年感謝フェアも盛況で、全国からたくさんの人に来店していただき本当にいい夏だった。思わず「夏の終わり」を口ずさむ。今日はフェアの最終日、感謝の気持ちを込めて打ち上げのミニパーティを行なった。僕は変装の眼鏡とヒゲまでつけてがんばろうと思ったが忙しさのあまり忘れていた。青山に移転してスペースが狭くなったので今回は抽選で参加者を決めさせてもらった。はずれて涙を流したみなさん、本当にゴメンなさい。乾杯をやるだけですからとその場ではなぐさめてしまったが、結局ビンゴゲームまでやって盛り上がってしまった。許してください。
 北は青森県、南は長崎県まで全国から約40名が集まり、見知らぬ人同士最初はぎこちない雰囲気だったけど、参加者ひとりづつ自己紹介をした後、プレス吉田編集長への質問コーナーに突入。負けずに僕も「ファン歴は?」「今回のコンサートは何回行きましたか?」等の質問をしたりで、参加した皆さんとの距離が少し縮まった気がしたけど、みんなはどうだったかなあ。最後にビンゴゲーム大会、そしていつも身内のパーティを終えるときに行う「一本締め」で無事お開きになった。ひとつ失敗だったのはまた集合写真が撮れてなかったことだった。一枚も無い!!誰か送ってくれるだろうか
 

2000/08
 お盆休みの東京は空がきれいな青になるほど車が少ない、都心の電車もガラガラ・・・と思いこんでいましたが、Cafeとその周辺では大変な混雑でした。たくさんの方が全国から遊びに来てくれました。東京国際フォーラム公演の時と同様、こんな時はいつものゆったりとしたCafeを堪能してもらえないばかりか、スタッフもあわただしい応対になってしまい申し訳なく思います。今年は小田さんのコンサートの余韻があったり10周年の節目でもあり、プレス会員には特典付のハガキが届けられたりで、みなさんの心が「Cafeにいこうー!」って盛り上がってくれたのでしょうか。例年以上の来店者数でうれしい限りです。昨年は移転直後で気がつかなかったのですが、表参道・原宿・渋谷に近いこの場所は観光地でもあり、休日は休日で人も車もあふれていました。みなさんCafe&Tokyoの旅は楽しんでいただけたでしょうか。
 そしてこのお盆休み直前にみなさんにもお知らせしましたが、MESSAGE BOARD再開のための手続きがスタートしました。これもCafeの片隅で行われています。(ついでにしおりの紐もつけたりしています。)ポストに届く封筒の束を、アイスコーヒーの注文を受けながら電話の問い合わせに答えながら、一日も早く返送できるよう作業していますので、首を長くして待っているみなさん、もうしばらくお待ち下さい。Cafeの「おかげさまで忙しくて!!」の夏はまだまだ続きそうです。さあポストに行ってこようっと。
(MESSAGE BOARD、FarEastCafeも参加しようとパスワードをGET!)

2000/07
 10年前の7月30日、神宮外苑の近くにFarEastCafeはオープンしました。暑い暑い日で小田さんのソロ初コンサートツアーが始まってすぐのことでした。確か名簿に名前のあった一部の人に開店のお知らせをしただけで、商品もほんの少しで美術館の展示品のように木の棚にポツンポツンと並べて、それでも並んでくれた人達がいてドキドキしながら最初の扉を開けたように記憶しています。Cafeって名前だしみんな遠いところから来てくれるのだからコーヒーでも、なんて感じでコーヒーを出したのがコーヒーサービスの始まりでした。(そしてこの年は夏の暑い日にも温かいコーヒーを出し続けた)
「ここはどんなお店なんでしょうか?」と訪れた人も当然のごとく戸惑い気味に尋ね、「ただ物を売る店ということではなく、訪れた人がそれぞれにくつろげて、自分達のクラブハウスでありファンのみなさんの集まる部屋でもあり、そんな場所だと思ってください。」と説明。不思議なことに次の日その扉を開けると、もうそこは確かにFarEastCafeそのものでした。それから年を重ねるごとに私たちも含めてたくさんの人の大切な場所になっていったのです。
 それから10年の時が流れ、時代も変わり皆それぞれに環境も状況も変化し、年齢は平等に10プラスされ、小田さんのさまざまな活動と共にいろいろなことがありました。昨年は南青山への移転もあり喫茶業務もスタートしました。形はたえず変化していても想いはあの頃と何も変わっていないCafeでありたいと願っています。そして一緒に歩んでくださった皆さん、本当にありがとう!!10年が過ぎたということは共有する過去ができたってことかなって気がします。時は2000年ツアーの真っ最中、これからCafeを初めて知る人もいることでしょう。共にFarEastCafeにあたたかく迎えてあげてください。いよいよCafeも21世紀に向かって出発です。キット、カワラナイケド・・・・

 
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