なんだか去年と同じ、いえ、もっと大変な状況になってしまった2021年夏、Cafeは31周年を迎えました。今年もマスク姿で換気して消毒して、は変わりませんが、ドリンクがお休みになっています。暑い中、たどり着いたみなさんには大変申し訳なく辛いところですが、できる限りのことをやって、営業を続けることを選びました。本来なら春から登場する予定のオリジナルカップも、待機のままです。そうそう、自動検温装置を入り口に置きました。事務所とお揃いです。ご協力よろしくお願いします。
そしてオリンピックが終わり、今はパラリンピックの最中。きっとすぐ近くの国立競技場でも、激戦が繰り広げられていることでしょう。こんな時でなかったら、街のにぎわう様子などいろいろお伝えできたのですが…。近くてもとっても遠くに感じます。国立競技場は神宮前時代のCafeの目の前ですので、懐かしい場所。思入れもあり、建築中から楽しみに何度か足を運んでいました。きっと当時を知る、同じ想いの方もいらっしゃることでしょう。
先日、別件でPRESS22号(1992年)を取り出して見ていたら、「Cafeダイアリー」に最寄りの「千駄ヶ谷2丁目」バス停での出来事が書かれていました。一緒に20分に一本のバスを待っていた人が「この外苑西通りはオリンピックの時にできて、丘陵地隊だったこの辺りもすっかり変わってしまった~」話してくれたと。「それにしても駅も遠く陸の孤島ですよね」と笑い合ったことを思い出しました。あれから29年、再びこんな形でオリンピックが開かれるとは、想像もできませんでしたね。
写真は、2020年元旦のサッカー観戦の際、一番上の階から撮影した旧Cafeです。特徴的な建物、わかりますか? このベーシックビルの屋上で、スタッフ揃ってビールを飲みながら外苑花火を見るのが、夏のお楽しみでした。この屋上から開会式の花火はどんな風に見えたのでしょう。本来なら、表参道も青山通りもオリンピックの熱気があふれたことと思いますが、開催を実感する機会も無く…。「せめてブルーインパルス飛行の写真を撮って!」と下野店長に頼みましたが、小さな点がビルの合間に見える程度。後日来店した東京在住のみなさんに、素敵な写真を見せてもらいました。でも、またこのダイアリーで過去を振り返った時のために(30周年を振り返った際に役立ったダイアリー)、スタッフが都内某所で撮影したパラリンピックのブルーインパルス飛行の写真を添えておきましょう。曇り空でしたが、実際はもっと色もクッキリ、晴れやかな気分になったそうです。
天候も不順で自然災害も多く、いつのまにか蝉も鳴かなくなっていた夏も終わろうとしています。でも私達の夏は例年9月20日まで ! お客さんが来ても来なくても、小田さんのお誕生日に向けて進んでゆこうと話しています。さて、どんな9月が待っているのでしょう。私達は元気です。みなさまもどうぞお気をつけて、自由に動けない今を何とか乗りきりましょう!
☆読んでくださったみなさん、ありがとうございました。これからは、短くてもCafeダイアリーを毎月更新できるよう頑張ります♪
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