7月31日をもちまして、FarEastCafeは閉店しました。36年は長い歳月です。世の中もスタッフそれぞれにもいろんなこともありましたが、ファンのみなさんと同様、たしかに人生の大切な一部でした。Cafe最終コーナーを共に走ったCafeスタッフからのメッセージをお届けします。
安部ひとみ
「こんにちは」この挨拶は、36年間お客さまをお迎えする最初の言葉でした。勤務最初の日、このカフェでは「いらっしゃいませ」ではなくて「こんにちは」と言うようにと教わりました。なんだか慣れずに最初は戸惑ったことを覚えています。それから36年間、合言葉のように皆さまとその言葉を交わしてきました。もう帰れない場所ですが、Far East Cafeを思い出す時は心の中で「こんにちは」とそっと言ってみてくださいね。カフェ最終日も皆さんのお迎えはもちろん「こんにちは」。そして最後の客さまが白いドアを出られる時、見送るスタッフからのお声がけはこれでした。その言葉をこのダイアリーを通じて皆さんにもお声かけしたいと思います。「お元気で」。最後に、私のイラストを愛してくださり、応援してくれた皆さま、心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。
岡沢純子
私がcaféで働いていた期間は元町時代を含めて約9年間。36年という長い年月を考えると私からも36年間お疲れ様でした!と言える側の立場です。caféに来られるお客様の小田ファン歴は長く、私の方がお客様に小田さんの事を教えてもらいながらの接客でした。ここで働くには私ではお客様を満足させてあげられてないなぁといつも申し訳無く思っていました。お客様にとってcaféはとても大事な場所なのだとヒシヒシと伝わってましたから。こんな私に出来ることは笑顔でお客様を迎える事だけでした。お客様が緊張でドキドキしながらcaféの扉を開けて入って来てたように、実は私もドキドキしながらお客様を迎えていましたよ。お客様からcaféで過ごす時間が幸せで支えだったと言ってもらえその言葉が私の力にもなりました。でもcaféの方こそがお客様に支えられていたのですよね。36年もの間caféを支えてくれてたのはお客様達でした。閉店までの2ヶ月間の間お客様から感謝の言葉をたくさんいただきましたが、私からもお客様に言わせて下さいね。「caféを愛して下さった皆様!本当にありがとうございました!!」
堀井恭子
「あなたにとってFarEastCafeとは?」これまでの周年の時にも、最後のメッセージボードでも、ファンのみなさんに答えを寄せていただいた質問でした。そして私にとってFarEastCafeとは?何だったのだろう、と今改めて答えを探しています。職場であり、小田さんとファンをつなぐお手伝いをする場であり、home…もうひとつの家のような場所でした。そこでたくさんの出会いがありました。普通の人生では会うことがなかっただろう、いろんな場所に住みいろんな人生を送っているみなさんとお話ししたり、時間を共有したことが、私の人生を豊かにしてくれたと思っています。Cafeの運営は、喜びと共に辛いことも難しいことも多々ありました。それでも、どんな時も応援してくださったみなさんに支えてられて、ここまで歩いてこれたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
下野成久
1990年7月30日にオープンして以来、36年と1日の営業に幕を下ろしました。当初は時期を同じくして原宿竹下通りや神宮前界隈にたくさんのタレントショップがオープンしていましたが、周囲の予想通り僅か数年で軒並み閉店してして行く中、カフェはアーティストの名前や写真を使わない、普段使いの出来る良質な商品作り、またグッズ販売だけでなく、プレスという会報誌と連動してファンの皆さん同士、あるいはファンの皆さんとスタッフとのコミュニケーションの場所というというコンセプトの元、営業を続けられることになりました。私にしてみれば、そのまま継続した結果、気が付いたら36年という長い時間が過ぎていたというのが本音です。今思えばあっという間の時間でしたが、様々な事があり、いろんな思いがあり、たくさんの出会いがあり、私の人生の半分以上をカフェと共に過ごさせていただき、かけがえのない時間となりました。皆さんに「残念です」「寂しくなる」と惜しまれながら、閉店出来たことはほんとうにありがたく、長い間支えて下さった皆さんには感謝しかありません。たくさんの思い出をほんとうにありがとうございました。実に楽しい36年間でした。
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