昨日があの、恒例の道後温泉での大宴会だった。お馴染みの芸者さんも来て相変わらずの大騒ぎであった。でも今日はコンサートがある。スタッフは朝から仕込みをしているのだ。この日の御当地は地元、松山出身の加藤いづみちゃんに同行してもらい色んな場所に連れて行ってもらった。中でも彼女の母校を訪ねてみたが、何しろ女子高である。K.ODAも緊張気味であった。するとどうしたことであろう、途中で校長先生に出くわしてしまったのだ。挨拶するいづみちゃん。続いてK.ODAを紹介すると校長先生、とっても親切でK.ODAの色んな質問に丁寧に答えてくれたのだ。「昔は男の人が校内に入るなんて絶対だめだったんですけどねー」と校長先生と別れた帰りにいづみちゃんがしみじみと語っていた。もう?年前の話である。そしてこの日はいづみちゃんの故郷に来たということで急遽K.ODAが彼女のために書いた曲を披露した。K.ODAの伴奏でいづみちゃんが思いを込めて歌う。演奏後、袖でスタッフが泣いていたくらい素敵な曲だった。忘れられない思い出になったことだろう。そんないづみちゃんなので終演後の楽屋は大賑わいであった。親戚から友人からどのくらいいただろう。K.ODAがちょっと彼女の楽屋に顔を出したら「きゃーっ」と言われてしまった。「なんできゃーなんだ?」K.ODAが不思議そうにしているのがおかしかった。
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