1日に2本の取材は久しぶりだ。この日は雑誌の取材が2本続いた。「BREaTH」という音楽誌の単独インタビューと「MUSIC PRESS」というこれも音楽誌の対談だった。そしてその対談のお相手が写真の寺岡呼人さんである。自ら音楽活動をする一方でゆずなどのプロデュースも手がけている方だ。若い頃はオフコースが大好きだったという寺岡さんは自分の持っていたオフコースのLPを何枚も持ってきてK.ODAにサインをお願いしていた。対談の最中から緊張の色を隠せない寺岡さんだったがこのサインをもらうところではその緊張感はピークに達していたように見えた。「寺岡は聞きたいことの半分も聞けなかったんじゃないでしょうか」後で寺岡さんのマネージャーさんがこっそり私に教えてくれた。久々にプレッシャーマンK.ODAの面目躍如だ。
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