やたらと人数が多い。ちゃんと画面上で見えるか心配だが武道館である。スタッフ、メンバー全員による曲紹介だ。この連中と約半年間、素敵なコンサートを作ってきたつもりだ。この日を入れてあと３回しかコンサートは無い。やっぱり寂しいものである。

大阪２日目だ。いよいよツアーはラストである。この日が終わるとあとは東京公演を残すのみだ。この写真は大阪城から水上バスに乗ってフェスティバルホールの近くまで移動しているＫ．ＯＤＡだ。なかなか眺めはよい。しかも大阪のあの渋滞に巻き込まれずに済む。船もとてもきれいだし大阪の皆さん、是非ご利用下さい。この日は更にフェスティバルホールを爆笑の渦にした「蓬莱」という豚まん屋での撮影を終えて、ついに全国４６都道府県（沖縄には残念ながら行けなかったため）の全御当地紀行の撮影を終了した。なかなか感慨深いものがある。コンサートももちろんだがこの御当地もとってもいい思い出になったと思う。Ｋ．ＯＤＡと色々調査してくれたイベンターの皆さん、本当にお疲れさまでした。

さあ大阪だ。今日の写真は大阪駅前の丸ビルの地下にあるタワーレコードに行って来た時の様子である。もう発売から２カ月以上たってしまってはいるがＫ．ＯＤＡのベストアルバム「伝えたいことがあるんだ」がどんな扱いをうけているかチェックしに行ったのだ。店内をウロウロするが自分のところがなかなか見つけられないＫ．ＯＤＡ、やっと見つけたところがここである。ほかにもツアーでコーラスを手伝ってくれている今滝さんのとドラムの万作さんの所属するプリズムのアルバムもちゃんと見つけて、この日御当地で紹介した律義なＫ．ＯＤＡだった。

約１０年振りに奈良へやってきた。前回はオフコースのラストツアーなのだから恐れ入ってしまう。さて奈良と言えば奈良公園の鹿である。全く愛想のない鹿せんべい売りから鹿せんべいを購入したＫ．ＯＤＡをめざとく見つけた一匹の鹿がＫ．ＯＤＡに突進した直後の写真である。この後Ｋ．ＯＤＡは５匹の鹿に囲まれてつつかれて大変だったのだ。しかしちょっと人気の無いところにいる鹿は逆に我々が近づくと逃げてしまう。この差はなんなのであろうか。不思議な鹿達であった。

今回のシネマツアーでは最後の舞台挨拶だ。静岡である。この日のスタッフは長崎の時とは違うチームなのでこの日もＫ．ＯＤＡから彼らに記念品が渡された。挨拶後は我々は大阪へ移動しなければいけなかったのでこの日も映画を見ることはできなかった。もうすぐシネマツアーが終わってしまう。全国をフィルムと映写機を持って巡回上映するという画期的な試みだったが、これが大成功だったかどうかは今はまだわからない。しかし各会場で初めてこの映画を見てくれる人達が未だに大勢いてくれるという現実は、われわれ関係者にとってはなんだかとっても嬉しいことなのである。全国でこの映画を見に来てくれた皆さん、本当にありがとうございました。