このページは、さあ、みなさんご一緒に!「あの日・あの時・あの場所で…!」失礼 しました。ある日のアノひとがみれます。ちょっと、覗いてみて下さい!

以前の日記

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 2000年11月25日(土)
府中競馬場へやってきた。1995年のツアー「FUN MORE TIME」の御当地の撮影で来て以来である。6月に阪神競馬場で「woh woh」をレースの合間に歌ったがその東京ヴァージョンというわけである。6月の時はあいにく雨が降ってしまったが今回は天候はばっちりである。しかしなぜこうもK.ODAが行くと何かが起きるのだろう。K.ODAの歌の出番直前になんと次のレースに出走予定の馬から騎手が落馬。興奮した馬が場内を走り回る。係員が何とか馬を止めようと必死になっているが場内のお客さんは大喜びである。しかしこのまま長引くとK.ODAの歌はカットになるおそれもある。もうK.ODAはすっかり準備OKなのだがなにしろ馬が止まらない。関係者の皆さんはさぞ気をもんだであろう。そして何とか馬を止めることに成功、ようやくK.ODAの歌が始まった。あっという間にK.ODAの出番は終り楽屋に引き上げる。その後打ち合わせ等をしていたらレースが終わってしまい帰りの大渋滞に巻き込まれてしまった。来る時は40分で来たのに帰りは3時間もかかり運転手の私はへとへとになってしまったのである。
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 2000年11月2日(木)
いよいよリハーサルが始まった。ツアーが終わってからまだ3週間近くしか経っていないのだがもうリハである。八景島のライブはとにかく寒さとの勝負である。従ってアップテンポの曲を中心に選曲した。ツアーで演奏していない曲もたくさん入れる予定である。バンドメンバーもいつもの皆さんということもあり、特別に気負うことも無く淡々とスタートしたという感じであった。
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 2000年10月12日(木)
いよいよ泣いても笑っても(表現が古いか)最終日だ。今日でまた1つのツアーが歴史になる。最終日とあってなんだか楽屋の中も落ち着かない。長い間衣裳ケースの中に入っていたものを整理したりしていると「ああ、本当に終わってしまうんだなー」とつくづく思ってしまう。そしてラストステージにメンバーが向かった。昨日にも増してものすごい歓声が武道館を包んだ。そしてアンコール、曲中で突然演奏のボリュームが落ちてK.ODAがしゃべり始めた。もうみんな知っているだろうが「今年もう1回ライブをやるぞ」宣言だった。場所は八景島シーパラダイス、しかもなんと大晦日のカウントダウンライブというおまけ付きだったのだ。その時の歓声と言ったらすさまじいものがあった。こうしてこのツアーはいったん終了したが早くも次のライブが決まってしまった。12月31日はけっこう近いぞ。早く諸々準備をしなければ・・・。
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 2000年10月11日(水)
ついにここまでたどり着いた。武道館である。何度訪れてみても独特の雰囲気を持っている場所だ。早めに武道館入りしたK.ODAはけっこうすることが無くて暇そうだ。しかしリハーサルのためステージに上がると表情は一変する。が、しかしリハーサル自体は普段と何ら変わりは無かった。最後に大阪の2日目に初披露をしたア・カペラの曲をやってリハを終える。この後また待ち時間がかなりある。そして午後7時を少し過ぎたところでコンサートが始まった。やはり絶対量が違うせいか地鳴りのような拍手と歓声である。ステージの上には前回同様お客さんの姿が。やはり武道館はスペシャルだ、全然違う。ステージの両サイドにある花道も距離がだいぶある。ふと8年前の横浜スタジアムでK.ODAがこけたことが脳裏をよぎったが幸いこけずに済んだ。終演後の打ち上げであの四国のデューク、宮垣さんが「今日の月はきれいだったねー」と言った。聞くと武道館の上にそれは見事な月が出ていたそうだ。「SAME MOON」というタイトルが呼んでくれた月だったのだろうか。
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 2000年10月10日(火)
この日、K.ODAのツアーと並行して全国で行われてきたファーイーストクラブバンドのライブハウスツアーが一足先にファイナルを迎えた。場所はツアー初日にライブを行った渋谷の「ON AIR WEST」である。約5ヶ月の間に札幌、仙台、静岡、東京、名古屋2日、大阪2日、広島、福岡2日、大分で計12回のライブを行ってきた。そのたびに大勢のお客さんに来て頂き、本当に感謝している。バンドのメンバーに代わり厚く御礼申し上げます。そして迎えたファイナル、明日からK.ODAの武道館公演を控えていることなどお構いなしに飛ばしまくった。5月8日のツアー初日の時は2階席は開放しなくともお客さんを収容できたが、このファイナルでは開放せざるを得ないほどの盛況ぶりであった。しかも本編が終りアンコールになるとなぜか歌うプロデューサー、木下氏とライブハウスツアーの責任者、宇田川氏がステージに現れて抽選会を行う。これは別段珍しいことではないのだがなぜか妙に時間をかけている。そしてその訳はメンバーが再度登場してきた時にわかったのだ。バンド全員がお揃いのタキシードを着て出てきたではないか。しかもその中にK.ODAの顔もあったのだ。「皆さん楽しんでいただいてますか?」K.ODAの挨拶の後にアルバムに収録されているア・カペラの曲「welcome to the ”Navilla World”」を皆で歌う。その後速やかにK.ODAは退場、残ったメンバーはアンコールに答えてタキシードのまま演奏した。しかも恒例の握手&サイン会もその衣裳のままだった。こうしてもう一つの我々のツアーは一足早く終わってしまったがバンマスの園山さんが最後に「僕たちはライブ活動は続けていくつもりなんでまた是非遊びに来て下さい」と客席に向かって挨拶した。そうだ、まだまだ終わっていないのだ。
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