またまたゲスト出演してしまった。この夏、一緒にイベントを行った鈴木雅之さんのライブである。東京はお台場にあるZEPP東京というライブハウスがその会場だ。「思ったよりでかくてきれいな会場だな、まいったぜ」会場入りしたK.ODA、甘く考えていたのかそんなことを言っていた。確かにライブハウスというにはステージも広いしお客さんもだいぶいた。１０００人くらいいたのかもしれない。K.ODAの出番はアンコールの最後、この日２度目の「地球はメリーゴーランド」だ。鈴木さんに「今日のスペシャルゲスト、小田和正さん！！」と言われてステージに飛び出すK.ODA。もの凄い歓声だった。驚いた。１曲歌ってすぐにステージを降りる。本当にこれでしばらくはステージに立つことは無いであろう。無いと思う。多分無いんじゃないかな。

ついに、久々のニューシングルが完成した。１０月２１日発売である。 タイトルは「こんな日だったね」。c/wは、しぶい！「あなたのすべて」を LOKKING BACKしました。ということで、この写真は、そのシングルの 仕上げで、L.A.に行っていたときの一コマである。忙しい作業の合間に（？）そうです、あのテニスの全米オープンの男子決勝戦を仲良く見入るＸＸ世代の３人(左からK.ODA,BILL,NATHAN) う〜ん、しぶい！

まだまだ暑さの残る８月最後の土曜日、我々はあの熱海にいた。去りゆく夏を惜しみながら温泉三昧をしよう、という楽しい企画である。嘘だ。実は写真で察しているであろうがハウンドドッグのイベントにゲスト出演してきたのだ。今年で１０回目を迎えたハウンドドッグの夏のイベント、当初から１０年やったら終わりと決めていたらしく今年で終了となる。その記念すべき最後のステージがここ熱海の特設野外ステージで行われたというわけである。コンサート当日は昼の１２時に開場となる。そのためリハーサルは前日に行われた。K.ODAは自分の歌２曲とハウンドドッグの曲１曲をハウンドドッグの皆さんに演奏してもらって歌うだけなのでリハーサルもすぐに終了してしまった。会場の目の前にあるホテルに戻り早速温泉につかる。いい気持ちだ。こんな思いをさせてくれたハウンドドッグの皆さん、どうもありがとう。

１９９９年、７の月最後の日、K.ODAは香川県は志度町にいた。「そして・・・夢のまた夢」最終公演だ。 ステージのうしろには瀬戸内海が広がっていて抜群のロケーションである。午後６時１５分、コンサートは始まった。浴衣姿のお客さんもいて、夏のイベントらしさ満点である。コンサートも後半になると日もすっかり沈み、照明が効き始める。K.ODAもマーチンも汗だくだ。アンコールではマーチンの華麗なダンスも飛び出し いよいよクライマックス。「夢で逢えたら」を全員でア・カペラで歌いコンサートはすべて終了した。志度町恒例の花火がステージ後方に何発もあがると、客席からどよめきが起こった。コンサートを終えた我々は前回同様、船で高松市内へ戻る。でも前回よりもずっと大きく、そして速い船であった。この写真はその船の甲板でのスリーショットである。真ん中の女性が、今回ゲストで参加してくれた川村結花さんだ。船を降りた一行はそのまま打ち上げ会場へ。長い夜になったことは言うまでもない。

７月１８日、朝起きて外を見た。新潟の空は一面の厚い雲におおわれている。もちろん雨もちゃーんと降っている。「そして・・・夢のまた夢」長岡公演当日はこうして重苦しい状況で始まった。新潟のホテルから会場に向かう道中も車のワイパーが休まることは無かった。会場では早朝から雨の中をがんばってくれていたスタッフ達がずぶぬれになってなお、ステージを作っている。雨よけのテントがステージ上に置かれていては野外ステージの意味がない。しかし楽器やPA機材はとっても雨に弱いのである。人が濡れるのはかまわないが機械は困ってしまうのだ。しかし、しかし神は我々を見放さなかった。リハーサルが始まる頃から雨があがり始めた。その後、空を見ればいつザーッときてもおかしくない雰囲気であったが、なんとコンサートの本編が終わるまで雨が降らなかったのだ。アンコールではパラパラと雨が落ちてきはしたが、無事にコンサートができたのである。この写真は本番前のバンド全員集合の図である。特別ゲストの佐藤竹善さんの顔も見える。ご覧のように雨は降ってない。来てくれたお客さんもなかなか不便なところで大変だったとは思うが楽しんでくれたと思う。あとは香川の志度での公演を残すのみとなった。またがんばります。