それは台湾公演を控えたある日、トニーがCafeインフォメーションのコーナーで中国語を披露しました。「我叫Tony。我想去台北
! 」すると、なんと台湾からトニーにメールが来てしまったのです!
「Dear Tony,
Would you like to come to Taipei?〜
Let me tell you one thing.....There are many interesting
things in Taipei...There are the 101 Building , the
Skywheels
....And so many many delicious foods......For examples,
the chafing dish,
the small steamed pie,and〜
So, looking forward to seeing you in Taipei.....〜 」(一部抜粋)
台北に住むYoyoさんという方からでした。私は悩みました。うーん困った、彼女はトニーをCafeスタッフの一人と信じているのだろうか、確かに大切なスタッフなんだけど。トニーは人形というか置き物であり台湾にはちょっと連れて行けない。まあシーサーみたいな存在なんです。そこで「トニーは残念ながら台湾に行けません。彼には留守を守る仕事があるから。」と返事を送ってみました。ちょうどその時PRESS
MINI FORUMの企画で台湾公演をレポートしてくれる台湾の方を探していたため、そのお誘いと一緒に。そしてわかったのは、Yoyoさんは夏に来日しCafeを訪れ実物のトニーに会っていたことと、言葉が通じないCafeスタッフの安部と身振り手振り筆談を主としたコミュニュケーションが取れて、PRESS会員にもなってLIFE-SIZEを購入していたこと。そしてユーモアたっぷりの楽しい人物だということも
! それから彼女は台湾は美味しいものがいっぱいあることや新名所台北101や当日の天気予報と着るものについて、私に教えてくれました。そして公演終了後に彼女を見つけた(!)安部が声をかけると「Welcome
to TAIWAN !!」ととっても喜んでくれて。語学力と時間がなくてお話できず残念でしたが、会えてうれしかったですよ。
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そしてもうひとり、この企画に大変協力してくれたRitachenさんにも台湾で会うことができました。彼女は前回のアジアツアーのレポートで登場してくれましたが今回は参加者を探してくれたり、日本語で書けない方の分を訳してくれたりと、お世話になりました。2年の間に彼女の日本語もかなり上達してたんですよ。エライなあ。台湾公演会場入り口でCafeの店長下野(しもの)を見かけたRitachenさんは「したのさ〜ん
!」と呼び止めたようで、呼び方を間違えたことをひどく気にしていました。でも日本人も間違えるので気にする必要は皆無です。彼女は2年前に私が送ったPRESSの封筒を、しっかりとその手に握りしめていました。お母様が亡くなり武道館公演に来日する計画を中止したRitachenさんは「台湾公演があって幸運です。」と本当にうれしそうでした。
その後、彼女達から届いた熱いレポートは、PRESS183号(12/25発行)に掲載されます。台湾のファンの方々がどんな想いで小田さんを迎えコンサートを楽しんだか、日本のファンのみなさんにも知っていただけたらと思います。ぜひ読んでくださいね。私達をあたたかく迎えてくれた台湾のみなさん、その笑顔、涙、歓声を心に刻んで日本に戻りました。ありがとうございました。いつかきっとFarEastCafeにいらしてくださいね。
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